奮闘記-小説看板編vol.1-

電柱広告のキムラです。

 
今回は、
『小説看板編vol.1』のお話です。

f:id:dentyukoukokuman:20181224194224j:plain

 
実は放送前後から頂いたアイデアを形にすべく、水面下では色々と動いております。
しかしどのアイデアも進行中のものばかりです。
そこでチャレンジ(審査機関に交渉)をしている姿も少しずつ見て頂ければと思います。
かなりの長期戦が予想されます。
焦らずに気長に見守って下さい。
 
 
その前に一点だけお伝えしたい事がございます。
それは審査機関の方々は決して悪い方々では無いという事です。
※決してフリーザーではありません!(笑)
 
審査機関の方々は、条例や規制を基準にして、デザインや表現の審査を行って頂いています。
このような方々がいるお陰で、電柱広告は景観を壊すことなく、長い間多くのお客様にお使い頂いていると考えています。
その点ご理解の程よろしくお願いします。
 
 
それでは本題です。
番組内で「小説看板」のアイデアを頂いた時に、真っ先にチャレンジしようと思いました。
 
過去に事例の無い内容については、下記の手順でチャレンジをしていきます。
①仮デザイン製作
文章だけのお問い合わせではなく、実際に仮デザインを作り審査機関に確認頂きます。
 
②審査 (約1週間)
問題なければ修正等の必要が無く、仮デザインをそのまま使用できます。
逆に条例や規制に抵触する場合は、問題点や改善点を指摘頂きます。
 
さて、
今回も流れの通り仮デザインを作り審査をお願いしました。
仮デザインはこちら↓↓↓

f:id:dentyukoukokuman:20181220212630j:plain

 
キムラ「先日審査をお願いしていた小説看板の件ですが、、、。」
 
担当者『東京都内は案内誘導が基本の為NGです。』
 
キムラ「小説の本文を載せたいのですが、、、。」
 
担当者『あと「文章」は常に表示されていると、受け手が増えて人によって解釈が異なる為、控えて欲しいです。加えて暴力的や宗教的な内容を連想させるのも控え欲しいです。』
 
キムラ「・・・・。」
(暴力的=ボッコボコのところ?)
(宗教的=大丈夫のところ?」
※完全に抜粋する文書を誤りました。(汗)
 
 
というわけで審査結果は予想通り、、、。
いやはじめから解りきっていました、、、。
さすが難易度★★★★★。
 
 
電話を切ってから一人悩む。。。
「本文が常に表示されるのはNG、、、。」
「常に表示、、、。」
「表示されなければ、、、。」
「そういえば、この間一瞬だけ浮かび上がる加工を始める話を聞いたような、、、。」
「資料どこにあったかな、、、。(ガサガサ)」
※キムラのデスクはいつも散らかっています。

f:id:dentyukoukokuman:20181220220516j:plain

「ふむふむ、カメラ等のフラッシュで浮かび上がる加工のシート、、、。」
「あれ?これ使えるんじゃね??」
 
・・・続く。
 
電柱広告の現場からは以上です。